
「自分はなんてダメなんだ、、、」
「友達もいないし、誰からも慕われてない、、、」
「自分は社会のお荷物だ、、、」
このように自己否定は誰でもしてしまう時があると思いますが、発達障害の一つである自閉スペクトラム症(以下ASD)の人は異常にしてしまう傾向があります。
ASDグレーゾーンである私自身もついつい周りと比較してしまい、自己否定の負のスパイラルにハマってしまいます笑。
今回はASDの特徴である病的な自己否定に効果のあったビタミンBと亜鉛のサプリメント療法を紹介します!

今回紹介するサプリメント療法は発達障害カウンセラー吉濱ツトムさんの「隠れアスペルガーの才能」で説明されている方法をもとにしています。
この方法に基づき、毎日以下のサプリメントを摂取しています。
サプリのメーカーは何でも良いと思いますが、DHCの「ビタミンB MIX」と「亜鉛」のサプリメントを使っています。
1ヶ月で普段の自己否定が減った気がする!

サプリメントを摂取し始めてから1ヶ月で効果を感じ始めました!
自己否定を毎日の儀式のように行っていましたが(筆者は精神疾患もあります笑)、しないで1日を終えることが増えてきました。
完全に自己否定がなくなったわけではありませんが、ASDの症状の改善が見られました!
この先も他のサプリメントも試して続けていきます。
ASDが自己否定をしてしまうのは常にセロトニンが少ないから
ASDの人が病的に自己否定してしまう理由は常にセロトニン不足の状態であるからです。
幸せホルモンとも言われるセロトニンは情緒の安定に必須です。
うつ病もセロトニン分泌の異常が原因の一つと言われています。
ASDは脳の機能不全により生まれながらセロトニンが少なく悲観的になりやすい脳構造になっているからです。
発達障害カウンセラー吉濱ツトムさんも以下のように説明しています。
アスペルガーの最大の特徴は、強い劣等感にあります。アスペルガー人は脳の構造上、セロトニンシステムが機能不全を起こしており、情緒の安定を司る神経伝達物質であるセロトニンの産出や受容量が少なくなっています。このことが、情緒不安定や抑うつ症状、劣等感につながっています。
出典:『隠れアスペルガーという才能』(著・吉濱ツトム)
情緒の安定に必要なセロトニンは体内で作られます。
その材料となっているのがビタミンB(正確にはビタミンB12)と亜鉛です。
ASDは健常者よりセロトニンの生産と受容がうまくできません。
また、ビタミンBは水溶性ビタミンであり、汗や尿で体外に排出されやすい栄養素です。(ビタミンB2の色の影響より尿が蛍光イエローになりますが、ただ水溶性ビタミンが排出されているだけですので慌てる必要ありません笑)
そのためサプリメントを用いて、セロトニンの材料を体内に多く供給することでセロトニンを増やすという改善療法になります。
プラシーボ効果(自己暗示)の可能性はあるが効果はあった
ASDはまだまだわかっていないことが多く、科学的に証明されている症状の改善療法ではありません。
今回の方法も症状が良くなると毎日信じて行ったからこそ改善されたことは否定できません。
しかし、プラシーボ効果を狙った治療は実際に使われており、医学的に認められた療法です。
この調子で、気長に続けてみます。